2008年2月14日木曜日

コロンビア訪問記

2008年1月20日に成田からダラス経由でマイアミへ。
ここで一泊し21日にコロンビア・メデジン空港に到着する。

今回の旅行の目的は、ふたつ。
弊協会に講師として所属しているカルロス&エリアナ(コロンビア出身)の
結婚式に立会人として出席することと、
コロンビアのタンゴ関係者との交流であった。

空港にはカルロス&エリアナ、カルロスの父親が迎えに来ていた。
我々一行5名はカルロスと父親が運転手する2台の車に分乗し、
宿泊先のホテル・サン・フェルナンド・プラザに向かった。

「山の都市」と呼ばれるメデジンは海抜1500メートルの高さにあり、
気候は1年中春で、多くの花が咲き誇る都市である。

コロンビアは南米大陸の北西端に位置し、太平洋と大西洋に面しており、
南米の玄関口となっている。
パナマ、ベネズエラ、ブラジル、ペルー、エクアドルと国境を接し、
コスタリカ、ニカラグア、ホンジュラス、ジャマイカ、ドミニカ共和国、
ハイチと領海を接している。

また、赤道直下に位置し貿易風が吹き湿度が高いため、住民が住む多くの地域は
海抜の高い所に位置し都市が形成された。

2005年の国勢調査によると、コロンビアの人口は42,090,502人で、その内60%が混血、
20%がヨーロッパ系、5%がアフリカ系と先住民の混血、1%が先住民となっており、
他民族国家ということで国民は知性にあふれ、勤勉、陽気、そしてフレンドリーであり、
豊かな文化を持ち、教育水準も高く識字率は92.8%を超えている。
人口の半数以上が29.4才以下であるコロンビアの一番の国力は人材で、コロンビアの労働力は
最も有能で競争力があり、人件費は先進国の10分の1となっている。

一方、コロンビアの音楽は大変バラエティーに富んでおり、アンデス地域ではギター、
トリプルギター、バンドーラのような弦楽器が主流で、南部に行くと笛や太鼓、
チリミーアという木管楽器が主体になり、カリプ海岸地帯ではバジェナート、クンビア、
ブジェレンゲといったジャンルが盛んで、こららの音楽と一緒にダンスも踊られている。

また、カルロス・ガルデルが逝去した都市としてタンゴも深く根付いている。



続く、

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