2008年2月18日月曜日

コロンビア訪問記(3)

朝7時に起床。
快晴。ホテルのレストランで朝食をとる。

好みの材料を選んで、その場で作ってくれるオムレツが美味しかった。
他に、色々な豆と一緒に炊いたご飯、ヨーグルト、果物が食欲をそそった。

特にコーヒーは最高!!

コーヒー産業に携わる市町村は564(コロンビアの市町村の何と51%)。
コーヒー生産者所帯数は56万6000。
輸出農産物第一位で高品質を誇る。 

ホテルのロビーでは、コーヒーを無料でサービスしていたので、
薫り高い美味しいコーヒーがいつでも飲めた。



カルロスとエリアナの母親が運転する車2台で、名所ピエドラ・デル・ペニョールに向かった。
ホテルから約1時間半、山道を走りたどり着いた目の前に、突然、
湖に囲まれ突き出ている奇妙な形の山が現れた。
良く見ると山ではなく、それは岩であり、南米で2番目に大きい一枚岩だと聞かされた。


岩の麓は平らな高台になっており、四方に無数の湖が広がっており、
広大な景色は圧巻であった。

春の爽やかな気候と、頬に春風を受け、はるばる日本から来てここに立てたことの充実感に、
しばし浸っていた。

その後に苦しみが待っているとは、想像もしなかった。


あの奇岩の頂上まで登るよう勧められた。
翌日はリハーサルがあり、無理をしたら踊れなくなってしまうとの不安で悩んだが、
ここまで来たのだから、頂上の景色も体験したいとの気持ちが勝り、高さ200メートル、
649段の階段への挑戦を決意した。

息を切らしながら漸く登った頂上には、飲み物を販売している売店と
20人位休めるテーブルと椅子があった。
周囲には防護柵があり、そばに近づくだけで足が竦み、
離れなければ景色を見ることが出来なかった。

後で知ったのだが、カルロスは高所恐怖症の為、登らずに下でビールを飲んでいた!!

649段登ったということは、649段下るということである。
私にとっては登るより下る方が、膝に与えるダメージが大きかった。
下に降り立った時には、膝がガクガク震えていた。

翌日、足全体の筋肉痛に悩まされたのは言うまでもない。


つづく
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